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わずかな希望すら無い イビツ

都市伝説で語られている非日常感が日常へと侵食する流れは使う古されているものの面白い。この手の作品はいかにインパクトある展開に持っていくかが鍵となるが、見事に読者の度肝を抜く作りとなっているし、スプラッター度合いもなかなか。

 

主人公の関係者や家族も容赦なく惨殺されていくという救いのなさも良い。わずかな希望すら持ってはいけない。それに何だかんだで主人公の辿る結末も〝歪〟そのもの。

 

全二巻は短いと思いつつも、だからこそ登場人物をバサバサ捨てることができたのかもしれないし、下手に冗長だと『ダウト』のように飽きが来るので丁度いい長さだと思う。 結局この怪奇ロリータというものは何者だったのか、発端は何か?それらの真相が明らかにされないのもまさに都市伝説の性質か。