銀の匙をみたら農業高校へ行きたくなった。
去年の漫画大賞を取った「銀の匙」が面白いです。農業高校が舞台で成績がいいのに自分のやりたいことがわからない主人公の八軒君が、ふつうの進学校ではなく農業高校へ進学したことから繰り広げられる物語です。
主人公を取り囲む同級生や、先生がともかく個性的で、時々ドキッとするセリフなんかもあり、単なる青春漫画ではなく、いろいろ考えさせられる漫画です。
農業高校って農家の子弟でなければ入れない雰囲気がありましたが、そうでもないんですね。今目的もなくなんとなく進学して就職に失敗してそのままひきこもる人も多いので、このように農業高校というちょっと未知なる学校に興味を引きつけるには十分な情報を持っている漫画はほかにありません。この漫画を見て進路がかわった人もいるんではないでしょうか。私は普通高校でしたが行けばよかったんとかなり後悔しました。